ありあわせ うどん

ありあわせ うどん
 
 

先日、100万年ぶりくらいに焼きうどんを作ってみましたところ、思いのほか美味しかった。そして、母のことを思い出した。私が小学生のころに焼きうどんを作ってくれた際、「みりんをほんの少々入れるのがコツ」と言っておりまして、今回私もみりんをほんの少々入れて作りました。みりんが効いている感はよくわからなかったけれど、焼きうどんは美味しいものだなぁとすこぶる感心した次第。

それなのに、写真は温うどん。買い物に行かず作った、冷凍保存の生椎茸とザクザク刻んだ青ネギを散らしたのみの、限りなく素うどんに近いスタイルですね。お汁も『真鯛のだし塩』をお湯に溶かしただけですよ。麺も暴れております。
でも、温かいおうどんも美味しかった〜ぁ。しみるね〜ぇ。

おうどんの丼もいい加減で、ARABIA kokoのボウルを使っております。kokoシリーズはもう廃盤になっているようですね。悲しい。私、けっこうエッジの効いたデザインが大好きでkokoもお気に入りでした。家具もカクカクしたものを多く持っています。でもこのタイプ、足とかぶつけると超痛いっすよ。泣く。軽く凶器でございます。

さて、そんなkokoボウルでしたが、ご覧の通り意外と温うどんにジャストフィットなサイズ感で、とても使い心地が良かったです。今までなぜ気づかなかったか?と思うほど。次回の温うどんにも、またkokoボウルを使うぞ!と思うほど。本当にとても良かったです。kokoボウルだけでも十分ですが、和風っぽさを演出するために、派手なレトロのお皿をソーサーにしてみました。

おうどんにソーサーなんてやったことがなかったので、ちょっと楽しかったです。洗い物、増えたけど(笑)。でも、出番の少ないレトロ皿を久しぶりに登場させられて良かったです。

 

 

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春の野菜炒め

春の野菜炒め
   
 

もう5月なので今さら感。だけど、春キャベツと新玉ねぎの野菜炒めの地味飯は、毎年欠かしたことがないのでご紹介しちゃいます。
野菜炒めはときどき作りますが、映えないので写真に撮ることもなく過ごしていました。今回の写真も、まるで映えていませんよね。盛り付けも、いい加減だし、ゴメンナサーイ。

でも旬の食材はやっぱり美味しい! と、心底感じ、震えながら食しているのが、こちらの春の野菜炒めなのです。旬のお料理で一番好きかも。お手軽に作れるし、お値段もリーズナブルだし。

簡単で当たり前すぎるので作り方などをお伝えするものヤボだけど、簡単に記しておきます。

春キャベツはザクザク切ります。幅2〜3センチで長さ5センチ程度かな。適当で大丈夫。新玉ねぎは幅7〜8ミリの厚めの千切りにすると、新玉ねぎ独特の甘さとみずみずしさが感じられ美味しく、そして食べやすいです。

フライパンにサラダオイルをひき、まずはコンビーフを中火で炒めます。塊が崩しにくかったら、大さじ1のお水を入れると、すぐにほぐれます。豚肉の薄切りも投入し、炒めます。豚肉に火が通ってきたらキャベツと玉ねぎも入れ、ほんの少々塩コショウをしなてからざっくりと混ざり合うように木ベラなどでかき混ぜてください。そして、蓋をして3分くらい待ちます。塩コショウは、ほんの気持ち程度で大丈夫です。
3分後に蓋を開けると野菜から水が出ていますので、フライパンを振って上下入れ替えて、また蓋をして2〜3分蒸し焼きにします。

以上で、完成! 加熱は、野菜の分量により調整してくださいね。お肉に火が通っていて、野菜もしんなりしていたら大丈夫。

味がとても薄いので、食卓で味付けをします。私はいつも、小さなお皿2〜3つに取り分け(写真は1皿分)、お醤油をかけたお皿と、マヨネーズで味付けしたお皿と、ポン酢でやってみたお皿などなど、調味料で楽しんでいます。他に、胡麻ドレッシングやごま油&ガーリックドレシングやら市販の調味料を使いまくりです。どんな味付けをしても、春キャベツや新玉ねぎのびっくりするほどの甘みやみずみずしさは損なわれず、本当に美味しくいただけて嬉しくなってしまう。そんな春だけのお楽しみなのです。

今回は豚肉とコンビーフが入っていますが、これはたまたまのダブルなの。お肉が少なかったからかな? どちらか1点でもまったく問題がないでのでご安心ください。

もっと早い時期にお知らせすればよかったのに、申し訳ありません。でも、来年の春のお楽しみとしてくだされば、嬉しいです。私も1年後、また絶対に作っているに違いありません。地味飯が、本当に一番美味しいですよね!

 

 

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頑張って、今日も漆器を普段使いする

マグロのすき身1
 
 

無地は無難で使いやすいけれど、柄物やカラー物は選択を迫られがち。難しいからこそうまく使えると、「さすが腕の見せどころ! 」などと褒め称えられ、ファッションセンスの素晴らしさに一目置かれたりする。それは食器も同じこと。お料理をどんな器に盛り付けるか、そこが肝心なのではないでしょうか。北大路魯山人さんも、そんなことをおっしゃっておいででした。

さて、写真はマグロのすき身。スーパーで500円くらいでした。盛り付けたお皿は、頑張って普段も使って行こう!スローガンの漆器です。フォルムはなます皿で、ふちの立った直径15cmくらいのもの。冒頭の写真では分かりにくいですが、黒地の漆に蒔絵で柄が描かれた器で、盛り付ける料理を割と選びがちのように感じる物です。それゆえ、あまり出番がありませんでした。そして、それには別の理由もございます。

ところで、いつものようにこの器にもあだ名がついています。それは、「高級発泡トレイ」。スーパーで、ちょっとお値段のいいお魚やお肉は、黒と金のトレイに乗せられているでしょう? それです。
少々カメラを引いてみましょう。下の写真をご覧ください。器の柄がわかるかと思います。
この器で食事をすると、ほんのり「スーパーのパックのまま食卓に並べている」感がしてしまうのです。いやいや、いやいや、逆だから。蒔絵を真似しているのはスーパーのパックの方だから!と強く思っても、スーパーのパック感がなかなか消えません。

 

 

マグロのすき身2
 
 

さらに俯瞰の写真も加えると、より分かりやすいかと思われます。スーパーのパック感がハンパない。スーパーのパックを即座に思い浮かべてしまう私の庶民度の高さがいけないのだと思いますけれど、こういうものは一生涯変わらないように思っちゃいます。でも、どう見てもスーパーのパックでしょう?

そういうワケで、いろいろと絶望などが混じり、この器から遠のいておりましたが、今後は普段使いを頑張りたいです。逆にスーパーのパック感を活かしたフライドポテトなどのジャンク系料理を盛り付け、買って来たものをそのまま食べる感を演出してもいいかも。いいのか? いいわけないよね? 嬉しくないよね、それ。絶望が加算。

 

マグロのすき身3
 
 
でも、そんなことを申しながらも嫌いになれず、ずっと一緒にいたなぁと思える器。今後も大事にしてゆきます。そして、魯山人のことなどに触れておきながら、こんな話かよ!ってな内容で、毎度失礼いたします。
 
 
 

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お椀でサラダ

お椀でサラダ 

 

以前、米国在住の友人ポピーが一時帰国の際に購入したという漆のお椀写真を見せてもらったら、とてもステキであった。また後日、別のずっと使い続けているという羽反りの可愛いお椀の写真も送ってくれ、「これで普段、ヨーグルトなども食べている。何にでも使う。ご飯もよそう」とのコメントも。なんと素晴らしくて、羨ましい。そんな話をしたのが1年半くらい前で、私も自宅に仕舞い込まれた漆器を出来るだけ使おうと注力し始めた。

それが、なかなか難しいのですよ。昨年暮れには、カフェ・オ・レがお味噌汁っぽくなっちゃうやら、そもそも持っている漆器のフォルムがダサいやらで、かっこよくならない。「お椀はお椀だよね」と、涙目になりながら箱から出したり仕舞ったり。それでも今回がんばってお椀にサラダを盛り付けてみた。

どうなんだろう。普段、お味噌汁用に使っているお椀ではなく、仕舞い込まれていたものだからそれほど違和感なくサラダに使えたかも知れない。でも、お椀だよね、とは思う。どうなんだろう。次回も小鉢風な使い方をしてみても大丈夫なのでは?とは思えた。あぁ、でも、どうなんだろう。自信はない。手持ちの漆器は、お椀や銘々皿(平皿)が多いので、難易度が高く感じる。がんばらねば。

そんなことより、お椀サラダに気を取られて忘れていたけれど、下に敷いている木製ランチョンマットは私が普段使いしているものであった。ボケてて目立たないが傷だらけ。ハゲて木の色があらわになった部分を、サクラ「マイネーム」という油性マジックで塗って誤魔化し使い続けているような、そんな板だ。
なんか、ホント、すみません。

 

 

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白味噌とねりごまのソース

白味噌とねりごまのソース
 
 

生揚げを炙ったものと塩茹でした菜花、トッピングにレッドキャベツのスプラウト。こちらを白味噌とねりごまのソースにあわせたら、とっても美味しかったし、春らしかった。

写真では、白味噌仕立ての煮物椀のように見えるけれど、実際はソースだ。しゃぶしゃぶのごまだれのようなもの。
本当は白味噌で京都風のお雑煮を作りたかったのだが、お正月シーズンでないと金時ニンジンはもちろん、リコピンニンジンさえも探し出せず、私は白味噌を抱えたまま途方に暮れていたのだった。途方に暮れたまま春が近づいて来ちゃって、冷蔵庫のありものと白味噌をマッチングしてみたという次第。

ソースの作り方は簡単!
だいたいの分量でお伝えすると、だし汁大さじ5杯に、白味噌を大さじ1、ねりごまを小さじ1〜2を入れ、よくかき混ぜる。味を見ながら塩と砂糖をほんの少々加え、味を整えたら完成。

温野菜、生野菜のどちらもござれ。お肉やお魚にも合わせやすい、なかなかに万能なソースなので、ぜひ、お試しあれ。

 

 

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お猪口も面倒臭い

お銚子&お猪口セット
 
 

昨年の暮れ、お正月に写真のお銚子&お猪口セットを使えばいいのではないかと急に思い出して、納戸の奥から発掘。使ってみました。
その感想と言いますか、実感といたしましては、「お猪口は小さい」と言うことが身に染みました。

お猪口がすぐからになる。つぐ。また、からになる。つぐ。あっという間にからになる。つぐ。と言う繰り返しのスパンが本当に短く、面倒臭かった。なるほどぐい呑みは使い勝手が良いわけだ。そのように、つくづく感じた次第です。コップ酒も然り。そうそう、このセットを使わずに仕舞い込んでいた理由を思い出しましたよ、面倒臭いからだった。

ところで、このお銚子&お猪口セットですが、渡辺徹さん&榊原郁恵さんとお揃いなのです。まぁ、ずいぶん以前に買ったものだし、知らないうちに勝手に揃っちゃっていただけなのですが、渡辺徹さんが昨年と一昨年のお正月にインスタグラムへアップされています。今年は喪中だったから、出番はなかったかもしれませんね。渡辺徹さんのインスタは、美味しそうなものがたくさんアップされていて、楽しかったのになぁ。残念です。

ついでのようで申し訳ない気持ちですが、伊武雅刀さんのインスタもお料理写真がいっぱいで、いつも更新を楽しみにしています。家庭菜園で採れた、新鮮な野菜をお料理していらっしゃるそうで、本当に美味しそうなのです。


 

 

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右大臣になりたい!  左大臣かもしれない

パワースポット代理品の盃

私だって、私だって、赤いお顔の右大臣になりたい!
というわけで、パワースポット代理品の盃を取り出して、少し白酒を召されてみました。右大臣、実は左大臣らしいけれど、サトウハチロー先生に配慮し、そこは掘らない。

こういう盃だと両手で持って、三々九度のようになって大変ですね。ちょっと面倒臭い。片手では持ちづらい。以前から両手で持つ感じが面倒臭いなぁと思っていたのですが、盃をお供え用と日常使い用を両用するといけない!みたいな話を聞いたことがあるので、日常使いのようにしています。しています、と言いながら、そんなには日常使いする機会もない。そもそも日本酒さえ、あまり飲まぬ。

そんな面倒臭さい気分とともに、ひな祭りの夜に右大臣あるいは左大臣のような感じで召されておりました。召されてとか、言っちゃったりして。

さて、パワースポット代理品の盃は、熱田神宮のものです。熱田神宮へ行くのは大変なので、盃を代理にして行った感じでパワーを頂戴できるかもしれないとの算段です。薄くて軽くて素敵な盃です。でも、片手では持ちづらい。何度も言うな。どうぞパワーを頂けていますように!

 

  

 

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嗅覚が回復

鎌倉小川軒レーズンウィッチ
 
 

1月にチラリとお伝えしたコロナ罹患による嗅覚障害。罹患後1カ月余で嗅覚がほぼ回復したように感じるに至りました。先日、職場の片隅で同僚と話をしていたところ正午を過ぎ、同じ職場の誰かがお弁当を食べ始め、その良い香りが漂ってきました。同僚と二人で、「いい匂い。お腹すいたね」と言い合っていた際に、「あッ! 私、匂いがわかった! 離れているところの匂いがわかった!! マスクしているのにわかった!!!」となりました。

コロナでの嗅覚障害、私のケースでは罹患直後に匂いを全く感じなくなりました。味は感じたのに。試しにミントでスースーしない、フルーツ系のガムを口に放り込んでみたら、ただ甘いだけのモゴモゴ食感の悪いものを噛んでいるだけ、という印象でものすごく不味く感じました。匂いがしないと、こんな風になってしまうのか!とびっくり。その時から私は何でも鼻を近づけクンクンと嗅ぐ犬のような者になってしまったのでした。

罹患から7日後くらいに、クンクンしていると、本当にかすかに、「何か匂いがしているに違いない」というわずかな何者かを感じるようになりました。まだ、どんな匂いなのかもわからないけれど、何か匂いらしきものの存在を感じるようになったかも……、という期待。翌日になると、匂いの一部を感じられるようになり、やはり回復し始めたような気がしてワクワクしました。かすかだけれど、香水から「爽やかな酸味」っぽさを掴むことができたのです。せっけんからは酸っぱい匂いを感じました。香水の爽やかさとは少し異なる酸味っぽさでした。本当にわずかな感度ながら、明らかに別の種類の酸味っぽい匂いでした。

その後も日に日に回復が進み、酸味っぽい匂い以外の香りも感じられるようになりました。例えば酸っぱい匂いだけしていたせっけんは、草のような匂いも感じられるようになり、酸っぱさと青臭さがブレンドした匂いでちょっと臭い、嫌なニオイに感じられ閉口してしまった。そのころは、コーヒー豆をクンクンすると「ただただ焦げ臭い」と感じ、カレー粉は「うっすらカレーのようにも感じるけれど、ぼんやり香木みたいな気もする」と感じていました。中途半端に香りの一部だけ感じ取ることができても、全体として把握できないとあまり良い匂いとは受け取れなかったです。

嗅覚が回復する途中経過というのは、香りの全体像を感知できない状態の中、香りの種類の一部をちょっとずつ掴み取り、取り戻して匂いを感じていくような、そんなことを繰り返すような毎日でした。日に日に感じられる香りの種類が増えていき、私の中で匂いがどんどんふくらんでいくような、立体的になっていくようなイメージです。香りの種類が積み重なって、全体が形成され、やっと良い匂いとして感じられるのだと知ることができ、実感もできました。これは、本当に興味深かった! とても貴重な体験でした。

ところで私の場合は、酸っぱい系の香りを真っ先に感じ始め、一番遅れて戻ってきたのが甘くて優しい香りでした。これも興味深い!

香りの種類を嗅ぎ分けられるよう回復することに気持ちが行ってしまいがちでしたが、嗅覚の感度は弱く鼻を近づけないと気がつかない時間も長かったので、冒頭の通り遠くからの匂いがわかった時は嬉しかったです。今はまだ完全に元通りにまで回復したと断言できるほとの自信はありませんが、ほぼ戻ってきたとは言えるのでははいかしらん。そして完全に元通りでなくても、現状のままで十分満足な気持ちでもあります。ありがたいです。

 

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ハッピーバレンタインデー

ハッピーバレンタインズデー
 
 

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去年と同じ、皿と豆

2023福豆
 
 

豆を撒くこともなく、恵方巻きを食すこともなく、1年前と同じ砂糖衣がけ福豆を菊柄のお皿でいただく地味な節分。

そして、本日は立春で、もう春が始まってしまうのですね。そろそろ梅の花のシーズンなのかしらん。数年前まで近所には、広いお庭に梅の木がたくさん植えられたお宅があり、開花するととても見事でうっとりするくらいきれいだった。もうその梅たちはなく、大きなお庭のお宅だった場所は、4〜5軒の新しいお家に変わりました。梅の木が、つくづく残念だなぁ。うっかり梅の木の盆栽などをネットで検索してしまったけれど、買いません、買いません。

春はあっという間にやって来て、桜なんかもすぐに咲いちゃうんでしょうね。本当に時間が速く過ぎて行く。ビックリするくらい。お正月休みに料理研究家の友人RさんとLINEでやる気のない会話をしていて楽しかったのですが、その時のことを昨日のように思っていたらRさんから「お久しぶりです」って昨日LINEが届いた。昨日のことのように思っていたけれど、お久しぶりくらい時間が過ぎていた。

料理研究家のRさんとは、「ハーゲンダッツ期間限定のアレが美味しい」とか、「別のアッチはそうでもない」とか、そんな話しかしていない。お正月のダメダメ話は、「来客なければ、お雑煮のお椀に蓋なんかしない」とか、「疲れ果て、やる気なくして別荘に逃げてる」とか、「お重箱、けっこう邪魔だから使わない」とか、そのような内容。ホント、面白かった(笑)。

そんな風に呑気にお正月のことを笑いながら思い出していると、あっという間に夏が来てしまうかも。気をつけなくちゃ。

 

 

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コロナに感染しちゃいました

御茶ノ水小川軒レーズンウィッチ
 
 

お正月が明けて仕事始めの4〜5日後くらいに、コロナに感染してしまいました。3連休真ん中の日曜日に発熱し、その後微熱が治まるまで1週間近くかかり、鼻水&鼻声と軽い咳は2週間以上も続きました。電話をかけて来た職場の人から、「すごい声だなぁ。誰?」って言われるくらいに、変な声になっていました。

それで、嗅覚がやられまして、当初匂いを全然感じられなくなりました。ビックリするくらい何の匂いも感じませんでした。1週間くらいが過ぎた頃から、何の匂いかは分からないけれど何か匂いがしているに違いないと感じるようになりました。その後少しずつ回復しており、今では鼻の近くまで近づければ何の匂いなのかが8割がたわかるようになるほどに。まだ2割ほど感じることができていない匂いの種類があるようですが、かなりの回復。ただ、感度がまだ弱いため、少し離れた場所からの匂いは感じにくいです。ついつい気になって、鼻を近づけがちになっています。恥ずかしい。

年明け職場のわがチーム(25名程度)では、仕事始めに出てこられなかった第一週目の感染者が2名、翌週に感染した者が私を含め2名、さらに翌週に感染した者が1名と続いておりました。幸いに今週の新規感染はいなかったのでよかったです。このまま、感染が広がらないことを望む。

オミクロン株は、味覚や嗅覚に影響が出ることがあまりないと言われており、私もPCR検査を受けたクリニックの医師からそのように言われていました。でも、私が聞いた限りでは職場で年明けに感染した5名中3名は、影響がありました。味覚障害が2名と、嗅覚1名(私)です。ついでに言うと、味覚嗅覚に異常がなかった人のご家族に、味覚が感じられなくなった方がいらっしゃるとのお話も伺いました。

この時期に私の職場で感染したわれわれ5名は、発熱と鼻・喉・咳の風邪のような症状が出ていました。重たい風邪のような症状が、みな一緒でした。私は初日に39度まで体温が上がり、その後は38度前後を4日ほど。39度になった時が夜中で、取り敢えず何も食べていなかったのでアイスノンだけ取りに行って、そのまま寝て過ごしました。翌朝は38.3度くらいだったので、そのまま解熱剤などの薬も服用せず、現在に至ります。解熱剤や氷枕(アイスノン)は38.5度以上になってから使おうという、そんな自己基準がありまして、私は発熱に強いのかそんなに苦しくないので大丈夫でした。

なお、感染のルートは、まるでわかりません。これまで通りの生活でした。一人で暮らし、年明け仕事始め後の昼食も外食でしたが個食でしゃべらず。食品の買い物は決まったスーパーのみ。買って帰ったものはアルコール消毒。ドアノブ、電源スイッチ、水道レバーなどなどもアルコール消毒。そこまでしても、やっぱり感染しちゃう。5年前にインフルエンザに罹患した時にも思ったけれど、私はバッグに携帯用の石鹸を入れて持ち歩いており、ちょっと神経質みたいなほど手を洗うタイプとして何十年と生きて来ましたが、それでも感染しちゃいました。とってもガッカリですが、それだけ感染力が強いと言うことなのでしょうね、インフルも新型コロナも。やはり、みなさま、引き続きお気をつけくださいませ。

嗅覚に関しては興味深かったので、また記したいと思います。時間が必要かと思いますが、感覚も戻って欲しいです。

 

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あおこよ 2023年

2023お正月のお皿
 
 

あおこよ

こちらが元旦に初めて知りました新年のご挨拶、省略バージョン。2023年に初めて知ったり触れたりしたモノが、こちらであります。あけおめ、ことよろよりも、かなり短くなっていますね。エコロジー(違)。ちゃんと長いバージョンでもご挨拶しておこう。

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

赤い文字でおめでたさを演出。ですが、2023年も新年の集まりはなしで過ごしました。コロナがどうこうというよりも、まぁのんびりでいいかなぁという感じです。写真は元旦にいただきまーす!したお皿ですが、買って切って乗せただけのものばかり。紅白なます(左上)と干し柿バター(右下)だけ作りました。おなますの柚子釜は、O号のお友達のお庭で採れた小ぶりの柚子を頂戴したので、そちらに盛り付けました。通常サイズの柚子では、とても器に並べられず大変助かりました。

もう仕事も始まり通常運転ですし、本日はお正月飾りも片付け、いよいよ本格的な普段通りの毎日が始まったところ。
本年も、みなさまのお健やかで実り多く愉快な1年を祈念いたしております。なかなか更新しないだめブログですが、本年もお付き合いいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

…… 昆布巻きと数の子の間に置くはずの田作りを忘れて撮っちゃった!

 

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クロワッサンとカフェ・オ・レ - Croissants et café au lait

クロワッサンとカフェ・オ・レ -  Croissants et café au lait
 
 

久しぶりにクロワッサンを食しました。この10年くらい、お菓子のような甘いミニクロワッサンをよく目にしていたので、逆に普通サイズのクロワッサンを大きく感じてしまう。

軽く焼いてサクサク感を取り戻させなければ。でも、焦がさないように気を付けなければ。そんな思いでガン見しながら焼いたので、ちょうど良い具合になりました。バターの甘い香りが漂います。
本当に危険なほど美味しいぞ、クロワッサン。小麦粉とバターがヤバイ。糖質と脂質が非常にヤバイ。危険を感じつつも、せっかくなのでカフェ・オ・レにダンキンしながらいただきましたぜ。フランス人ですぜ。ダンキン(dunkin’)、英語だけど(でも、今どきダンキンって言わないかも? 詳細不明)。

ところで、コーヒーは今でもフレンチプレスで淹れているのですが、お店でコーヒー豆を挽いてもらうときに、「フレンチプレス用で」とお願いすると軽く驚かれるのがコチラも軽く恐縮です。コーヒーは冬場にちょっとだけ飲む程度なので、頻繁に購入するわけではないためお店サイドもなかなか慣れてくださらないのかも。毎度驚かせて申し訳ないです(ウチ、手動のコーヒーミルしかないので最近は疲れるため外注)。

さて、写真の手前でほんのりボケながらふんわり湯気のたつカフェ・オ・レが、どことなくお味噌汁に見える。それにはワケがございまして、器がお椀です。大きめのお椀でサイズ的にカフェ・オ・レ ボウルでしたので採用しました。会津塗です。ついでに言うとクロワッサンのお皿はおフランスのカジュアルなカフェ的雰囲気を漂わせていますが、瀬戸赤津焼です。という訳で、フランス人のフリはいろいろ絶望的でしたぜ。

 

 

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柿色

  
 

子どものころ、洗朱のことを「柿色」と言っていました。「柿色のお皿」などと、母と話していた記憶。幼稚園から小学校低学年くらいの遠い遠い記憶です。その当時、柿モチーフのブローチを持っていて、それがそんな色でした。その柿のブローチはT子ちゃんという近所にお住まいだった少し年上のお姉さんから頂いたもの。

T子ちゃんからは洋服や靴、児童書など、たくさんのお下がりをいただいておりました。とてもステキなものばかりで、本当に嬉しかった。お下がりが嫌だと思ったことなど一度もありませんでした。お引越しされたT子ちゃんのお宅の近所には、超有名芸能人の方のお宅もあり、遊びに伺った際にその超有名人邸の門の前で一緒に並んで写真を撮っちゃったりもした。ところで、今思うと柿のブローチって、なかなかシブいよね。昭和な感じで、今探そうと思っても見つからない気がします。

そんな思い出が脳裏を駆け巡る洗朱のお皿に豆大福のおやつ。私は洗朱よりも、朱の真っ赤っかな塗りがいいなぁと憧れているのですが、古い昭和感が漂うお皿も使わなくちゃとシャターを切りました。母との会話の「柿色」と、T子ちゃんのことを思い出せる良いお皿でもあったなぁと思え、やっぱりちょっと大事にしようかと思いました。いや、でも洗朱のカラーだって悪くはないよ!とも思う。思えてきた。

ところで、大きくなったT子ちゃんは歯科医師とご結婚されお子さんを3人もうけた、というところまでは母から聞いていました。でも母が亡くなってしまい、もうその後は分からない。『みどりのゆび』という本もT子ちゃんからいただいたことを思い出した。もうT子ちゃんとは繋がることはないのでしょうかね。小さいころの思い出。でも、覚えているよ! その節はお世話になりました。どうもありがとう、T子ちゃん。

 

※実際の「柿色」と「洗朱」は異なる色ですが、個人的な思い出の話としてご理解いただければと存じますです。 

 

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料理といえば、料理

ソーセージと、ザワークラウト&粒マスタード

 

 

時間がなくてあまり料理をしていませんが、だいぶ気温が低くなってきたので作り置き系煮込み料理は始めました。

などと書きつつ、写真はソーセージ。2袋セットで売られているシャウエッセンを茹でただけです。しかしですね、ワタクシが作りましたのは毎度ボケている後ろのザワークラウトと粒マスタードです。これはどちらも、たいがい手作り。「たいがい」と申しましたのは、たまに購入することもあるからです。完成するまでに時間がかかるため、急ぎ必要な際は購入しちゃいます次第で。

粒マスタードは、黄色と茶色のマスタードシードをお酢と塩、砂糖などの味付けで作るのですが、量を調整できたり、好みの味付けにできるのでワタクシにとっては勝手がいいのです。ですが、何年も前から手作りしているくせに完成した粒マスタード用の容器は、自宅にあったココットを使い回しています。このココットが、ちょうどハーゲンダッツアイスクリームのミニカップの蓋とジャストフィットだったので、蓋はそれを流用。いい加減、ちゃんとした容器を用意したいところですが、なかなか良いものに巡り会えません。一時期、マイユ(市販のマスタードのブランド)の空き瓶を使ってみたのですが、意外と良くなかった。お酢&マスタードの匂い移りが激しいのでガラスか磁器のものを探していますが、蓋は別素材になってしまうし、粒マスタード専用にするにしても、小さなサイズがなかなか見つけられません。

さて、実はこのココット、10個くらいあるのでプリンを作ったりするときにも使っています。そして、その際にもハーゲンダッツの蓋を採用! しっかりした蓋なので、冷蔵庫で重ねて置けるから便利なのです。何かちょっとした小さなものをこのココットに入れて保存する際にも、ハーゲンダッツの蓋が大活躍。匂い移りしても、蓋だけ替えればOKですし、蓋が必要!って気持ちで、ハーゲンダッツのアイスクリームも食べられて幸せ〜ぇ。

で、全然ザワークラウトの話はしていないのですが、特にないです。でも、好物です。匂い移りはありますが、こちらは大きいサイズの容器ですので選択肢がたくさんあり、専用の容器も持っていますので問題なし。そうだ! せっかく撮ったので、ザワークラウトにピントを合わせた写真も載せちゃおう。ついでに粒マスタードも見えるように!と思ってトリミングしたら、手前でボケてるシャウエッセンが大迫力で何だかコワイことになってしもうた。

 

手作りザワークラウト&粒マスタード
 
 

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