ニンジン様水栽培
キッチン周りを掃除したのだが、あまりにマクロ過ぎてパッと見、成果がよく分らない。ふきん類も洗って絞って、洗って絞ってを繰り返していたら、手のひらにマメができ、それが破けて痛いぞ、コノヤロー!しかも2カ所だぞ、コノヤロー!などと、猪木風味でお届け中。
暑いから、洗濯物があっという間に乾いて気持ちがいいね。
冷蔵庫野菜室の片隅から、白い根っこがボーボーに生えて仙人のじいさんみたいになったニンジンを発掘したことが何度もあるけれど、ニンジンというのは本体が根っこではないの?根っこから根っこが生えるの?根っこから生えた根っこは、何でニンジン色じゃないの?
仙人みたいにヒゲぼーぼーになる前のニンジンをカッコよく食べまして、普段は捨ててるヘタ部分を水に浸け栽培している。生えて来た葉っぱは、サラダやニンジンスープのトッピングにする。葉っぱもニンジンの香りがして、何ともニンジンらしくて愛しい気分になる。
写真の葉っぱはまだ小さいけれど、放っておくといい気になって20センチ以上も伸びるのだった。
そんな風に葉っぱ伸び伸びのニンジン水栽培では、仙人のヒゲ(白い根っこ)は生えて来ないので、やはりニンジン本体が根っこなのだろうと思う。スパッと潔く切り落とした平らのニンジン断面も、日に日に丸くなってニンジン本体をも伸ばそうとする気合いが見て取れる。ここから水分を吸収しているのだろうなぁという感じ。
しかし、ニンジン本体は根っこのくせして、やっぱりどこか食べ物風情を醸し出しやがりまして、ちょっと目を離すと腐ったりする。私は朝晩水を取り替え、ついでにニンジンも洗う。1回分を忘れたりすると、ちょっとぬるぬるになるほどの軟弱ものなのである。その点、水栽培でも元気はつらつなハツユキカズラさんなどは、週1回の水替えでもぬるぬる無縁の観葉植物らしさを発揮している。
でも、ニンジンは食べやすいよう品種改良に次ぐ品種改良の末、現在のニンジンなのだから、食べ物風情は当然なのだろう。ごめんね、文句言って。そのうえ、生えて来た葉っぱまで食うくせして。
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