お椀でサラダ
以前、米国在住の友人ポピーが一時帰国の際に購入したという漆のお椀写真を見せてもらったら、とてもステキであった。また後日、別のずっと使い続けているという羽反りの可愛いお椀の写真も送ってくれ、「これで普段、ヨーグルトなども食べている。何にでも使う。ご飯もよそう」とのコメントも。なんと素晴らしくて、羨ましい。そんな話をしたのが1年半くらい前で、私も自宅に仕舞い込まれた漆器を出来るだけ使おうと注力し始めた。
それが、なかなか難しいのですよ。昨年暮れには、カフェ・オ・レがお味噌汁っぽくなっちゃうやら、そもそも持っている漆器のフォルムがダサいやらで、かっこよくならない。「お椀はお椀だよね」と、涙目になりながら箱から出したり仕舞ったり。それでも今回がんばってお椀にサラダを盛り付けてみた。
どうなんだろう。普段、お味噌汁用に使っているお椀ではなく、仕舞い込まれていたものだからそれほど違和感なくサラダに使えたかも知れない。でも、お椀だよね、とは思う。どうなんだろう。次回も小鉢風な使い方をしてみても大丈夫なのでは?とは思えた。あぁ、でも、どうなんだろう。自信はない。手持ちの漆器は、お椀や銘々皿(平皿)が多いので、難易度が高く感じる。がんばらねば。
そんなことより、お椀サラダに気を取られて忘れていたけれど、下に敷いている木製ランチョンマットは私が普段使いしているものであった。ボケてて目立たないが傷だらけ。ハゲて木の色があらわになった部分を、サクラ「マイネーム」という油性マジックで塗って誤魔化し使い続けているような、そんな板だ。
なんか、ホント、すみません。
Comments
美しいです
Posted by: | August 22, 2023 20:56
コメントをどうもありがとうございます!
恐縮です。
Posted by: 山口わごむ | August 26, 2023 14:28