深川製磁
6月は陽が長く、帰りの電車の中から夕焼けを眺めるのが大の楽しみ。空一面、鮮やかなオレンジ色に染まったダイナミックな夕焼けも素晴らしいけれど、最近は地味めな夕焼けも良いなぁと感じる。何色と呼べばふさわしいのか、どこか不明瞭な微妙な色合いが目に優しい空。そう言えば、お着物の柄にありそうな色調だなぁという和風感もまた良い。
今回は、和風感ただよう深川製磁の鉢でホタテ貝柱のお刺身。レモンとキュウリのさっぱりさと、ホタテ貝柱のとろりとした甘みがマッチして美味しかった! 写真はないけれど、別日にはバター醤油で焼いたホタテもいただき、メチャうま&懐かしさで息が止まるかと思った。バター醤油が久しぶりで、たまに食すと本当に美味しい。
ところで、この深川製磁の鉢はほとんど出番がなく、ずっと箱に入ったまま仕舞われてきた箱入り娘。色がステキなのだけど、あまり使わず申し訳ないと思っていた。申し訳ないモノがたくさん存在する拙宅です。そんな箱入り娘たちに盛り付けて写真を撮ってアップしたいなぁと思うのだが、何をどう盛り付ければ良いのかが分かりにくい食器なので箱入り娘化してしまうという側面もあり簡単ではないのです。
いっそ何も盛り付けず、器だけの写真を撮るのは?と、一瞬思ってしまったけれど、それはとてもかわいそう過ぎる。頑張って考えて使うしかないですね。
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